介護保険

介護保険

介護保険は、加齢によって介護が必要となったとき、
出来るだけ自立し尊厳をもった日常生活を、
住み慣れた地域や自宅で送ることが出来るようにするために必要な、
保健医療や福祉サービスに関する給付を行うことを目的としています。

介護保険から受けられる給付は、

①介護給付
 要介護者向けのサービスで、日常生活の全てまたは一部の サポートを行う給付

②予防給付
 要支援者向けのサービスで、要介護状態になるのを予防する 目的で行われる給付 があり、

実際に級るに要した費用の1割~3割の自己負担で各サービスを利用することができます。
だだし、介護保険の保険給付を受給するためには、
要支援認定または、要介護認定を受けなければなりません。

介護保険の運営

介護保険の運営は、市町村および特別区(東京23区)で、
これを国、都道府県及び医療保険者が重層的に支える仕組みとなっています。

40歳以上の方は介護保険の被保険者となり、年齢によって、

①第1号被保険者 …65歳以上の者

②第2号被保険者 …40歳以上65歳未満で医療保険に加入している者

に区分されます。

介護保険料の納付方法

①第1号被保険者の場合

年金の受給額に応じて、
「特別徴収」と「普通徴収」の2種類の納付方法に分かれます。

(1)特別徴収
年間18万円以上の年金を受給している場合は、年金から天引きされる「特別徴収」で納付します。

(2)普通徴収
受給している年金が年間18万円以下の場合、あるいは年金の繰下げ受給を選択している場合は、
口座振替や、役所・銀行・コンビニなどに納付書を持参して支払う「普通徴収」で納付します。

②第2号被保険者の場合

健康保険料の一部として「標準報酬月額 × 介護保険料率」で
計算した額が介護保険料として、給与から天引きされ、
事業主が、事業主負担分と被保険者負担分を併せ保健者である市長村に納付します。

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