㉗消防施設工事
火災警報設備、消火設備、避難設備若しくは消火活動に必要な設備を設置し、
又は工作物に取付ける工事(補修、改造、又は解体する工事を含む)
●消防施設工事の具体例
・屋内消火栓設置工事※、
・スプリンクラー設置工事※、
・水噴霧、泡、不燃性ガス、蒸発性液体又は粉末による消火設備工事、
・屋外消火栓設置工事、
・動力消防ポンプ設置工事、
・火災報知設備工事※、
・漏電火災警報器設置工事、
・非常警報設備工事、
・金属製避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋、又は排煙設備の設置工事…など
※屋内消火栓設備、自動火災報知設備、スプリンクラー設備などの消防用設備等
又は 特殊消防用設備等の設置工事や整備等を行うには 消防法により消防設備士の資格が必要です。
特殊消防用設備の例
- 加圧防煙システム
- ドデカフルオロ-2-メチルペンタン-3-オン(FK-5-1-12)を消火剤とする消火設備
- 複数の総合操作盤を用いた総合消防防災システム
- 火災温度上昇速度を監視する機能を付加した防災システム
- インバーター制御ポンプを使用するスプリンクラー設備
- 空調設備と配管を兼用するスプリンクラー設備
- 閉鎖型水噴霧ヘッドを使用した消火設備
- 大空間自然給排煙設備
- 放射時間を延長した窒素ガス消火設備
●消防施設工事業と他の許可業種区分の考え方
金属製はしご設置工事について
・火災時等のみに使用する組立式のはしご → 『消防施設工事』
・ビルの外壁に固定された金属製はしご → 『建築一式工事』又は『鋼構造物工事』
●消防施設工事業に対応する技術者資格
下記の工事に対応する技術者資格おいて、
○が付されている資格は、一般建設業の営業所専任技術者(又は主任技術者)となり得る資格です。
○甲種消防設備士
○乙種消防設備士
○実務経験10年以上有する登録消火設備基幹技能者
●消防施設工事業に対応する指定学科
・建築学
・機械工学
・電気工学